当サイトは最難関大学の理系を志望する受験生にむけて、高校物理の講義動画をオンデマンド配信するインターネット予備校になります。当サイトが用意している動画コンテンツの種類とその特徴を、カテゴリー別に紹介しましょう。
物理の基本を徹底解説
基本から応用までの問題を経験
ハイレベルな問題を経験して、難関大物理を攻略
例題講座でほぼ入試に必要な演習はカバーされますが、東大・京大をはじめとする超難関大では、特殊なテーマを出題してくるケースが見受けられます。力学では二体問題の重心運動と重心まわりの相対運動の切り分けによる運動の解析、角運動量の法則による運動の解析、コリオリ力に関する考察等、教科書では扱われていない知識を試そうとする問題がこれにあたります。得点力を確実なものにするためには、これらのテーマについてもある程度の経験を積んでおく必要があります。
演習講座は特殊テーマにスポットをあてて過去問から問題を厳選している結果、内容や出典大学に大きな偏りが生じることになります。また設問内容がハイレベルであることや、設問文が長文であることなどから、導入講座と同様のアニメーション講義形式を採用しています。もちろん解答例の動画も同時に提供されます。
注意していただきたい点としては、問題PDFは一括ダウンロードしてPCに表示させることはもちろん、必要に応じて印刷して持ち歩くこともできますが、解答例は動画の一部として提供されるため、全てをプリントアウトすることは想定されていません。受講生は必要な部分だけをキャプチャしてPCに保存し、確認や答え合わせのために活用していただきます。技術的には解答例もPDFファイルとして提供することができるにもかかわらず、あえて使い勝手の悪い動画配布方式を採用している理由は、「最終的に受講生自身の自筆ノートをつくる」という当サイトの学習指導方針を徹底するための措置となります。自らの手を動かして考察したり計算したりすることが、学習にとって最も大切な作業になることは言うまでありません。動画を視聴しただけで知識が定着するほど優秀な学生諸君は、そもそも当サイトの講義を受ける必要はないと考えます。演習講座はテーマやレベルに大きな偏りがあることを充分理解した上で利用するよう心がけてください。
数少ない完全網羅型の物理ネット予備校
ネット予備校の講義の中には、残念ながら受験に必要な内容が全てカバーされていないものがあります。「このつづきは予備校で…、つづきは僕の本を買って…」なんてこともありえます。当サイトは導入・例題・演習講座を全て受講していただければ、難関大入試に必要な全知識をカバーする完全網羅型の数少ない物理ネット予備校なのです。
気になるコストについてはどうでしょうか。例えば、大手予備校に通って単科を受講する費用、あるいは家庭教師を雇って指導してもらう料金を調べてみてください。予備校に通えば、おそらくレギュラー授業、夏期、冬期、直前含めて単科換算で10万円以下になることはないと思われます。一方の家庭教師やスカイプ等を利用したネット指導塾の場合は、90分の指導料が5,000円以上に設定されていることがあたりまえの世界です。YouTube等で無料で授業を行っている方もおられますが、入試問題の解説まで完全に用意されているものはほとんど見当たりません。最近の東大や京大の問題の解説をしている場合もありますが、高校物理のすべての知識を体系的にカバーしているものはあまりみかけないのが現状です。当サイトでは20年間の予備校での指導経験を活かして、入試物理で必要となる全ての知識を無駄なく効率的に学ぶことができるように講義をデザインしています。
いいことずくめのネット予備校ではありますが、唯一のデメリットをあげるとすれば「学習の動機付け」が希薄になることでしょうか。一人で孤独に学習することが苦手で、モチベーションを維持することができない学生は、大手予備校や中小の塾に通って指導を受けた方がよいと考えます。
微積を使って物理を極めるためにはスタート時期が大切です。やる気のある受験生を全力でバックアップしていきます。